【空撮】初秋の後烏帽子岳 2020年10月4日
みやぎ蔵王えぼしスキー場の背後にある山で、山頂は屏風岳が眼前に迫り、高山的雰囲気に満ちていて高山植物も多い。山頂からは蔵王南部の山々が眼の前に広がる。
風もなく絶好の快晴日和。
屏風岳、不忘山が遠くで朱、黄色と紅葉していた。
当日のコースはヤマレコに記録。
ヤマレコ 【空撮】初秋の後烏帽子岳
空撮動画 初秋の後烏帽子岳
後烏帽子岳 天気
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後烏帽子岳 Google Map
後烏帽子岳 紹介
後烏帽子岳は、南蔵王縦走コースから東にはずれた、みやぎ蔵王えぼしスキー場の背後にある山である。
山頂は屏風岳が眼前に迫り、高山的雰囲気に満ちていて高山植物も多い。グリーンシーズンも運行するゴンドラリフトを使って登り、帰路は前烏帽子岳を経由し、ブナとミズナラの深い原生林を下る周回コースを紹介。
みやぎ蔵王えぼしスキー場のゴンドラリフトで、標高110mの山上駅まで
上がり、ゲレンデの中の道をたどる。振り返ると青麻山方面の眺めがよい。登山道に入ると、山頂まで樹林帯となる。
ゲレンデの上端が七合目にあたり、ここから登山道に入る。樹林帯の中をやや単調な登りを続けていくと、針葉樹からしだいに広葉樹に変わる。初夏にはムラサキヤシオの鮮やかな色の花に元気づけられる。
涸れ沢を何本か越すと急な登りになってくる。やがて左に復路で通る前烏帽
子岳からの道を合わせると、ほどなく後烏帽子岳山頂に着く。灌木の中に岩が積み重なって、頂からはすばらしい展望が広がる。
正面左から不忘山、屏風岳、やや離れて刈田岳、そして熊野岳や雁戸山まで、蔵王連峰が一望できる。
存分に展望を楽しんだら長い下りにかかろう。少し戻って右折し、前烏帽子岳の道に入る。ハイマツとトゥゲンの灌木帯から、しだいにブナやオオシラビソの深い樹林帯になる。急坂を下ると、ダケカンバやミズナラの巨木が多くなり、尾根上を小さく登り下りして前烏帽子岳に着く。南へ10mほど入った大岩の上が山頂、蔵王南部の山々が目の前に広がる。
登山道に戻り、再びミズナラとダケカンバの巨木林帯を下る。深い樹林の道をひたすら高度を下げ、小阿寺沢を飛び石伝いに渡ると、ほどなくみやぎ蔵王えぼしスキー場への車道に出る。
引用:山と渓谷社 宮城県の山
後烏帽子岳 コース
みやぎ蔵王えぼしスキー場のゴンドラリフトを使用して春・夏・秋のグリーンシーズンには、蔵王の自然や四季折々の高山植物を鑑賞できる烏帽子岳登山コース、千年杉トレッキングコース、白龍の滝トレッキングコースがあります。
詳細は下記のサイトを参照してください。
関連サイト:えぼしリゾート
後烏帽子岳の自然~花、紅葉、きのこ
後烏帽子岳の花
後烏帽子岳で見られる花は6月はシロヤシオツツジ(五葉ツツジ)です。
しろやしお(白八汐)
別名・別読み: ゴヨウツツジ(五葉躑躅)
東北から近畿、四国。山地から深山にかけての林の中や、岩の多い林縁などに生える落葉低木。
●特徴
高さ4~6m。花は葉と同時に開き始め、枝の先端に直径3~4㎝、先は5つに裂け、おしべは10本で白色の花をやや下向きに開く。枝はよく分枝する。葉は5枚が輪生し、約3cmの楕円形で縁は全縁、裏面の基部には白毛がある。
「やしお(八汐)」という言葉は、古代は「八入」と書きました。「入」(しお)とは布を染め汁にひたして色を着ける作業のことです。「喜びもひとしお」など、程度が一段と増すという意味で使う「ひとしお」は、漢字では「一入」と書きます。染め汁に一回ひたすこと(=一入)で、色がその分だけ一段濃くなるというのが元の意味です。
それが「八入」ともなれば(この場合の『八』は多い、たくさんという意味)、何度も繰り返し染め上げた、深みのある濃い色という意味になります。
となると、本来の「ヤシオツツジ」というのはほぼ純白のシロヤシオよりは色鮮やかなアカヤシオ・ムラサキヤシオと考える方が自然に思えます。
参考BOOK:花の百名山登山ガイド 上 (ヤマケイアルペンガイドNEXT)
後烏帽子岳の紅葉
10月になると後烏帽子岳も紅葉して暑くもなく、寒くもなく登山も更に楽しくなります。
烏帽子岳 遠刈田温泉
後烏帽子岳の日帰り温泉おすすめは遠刈田温泉です。
後烏帽子岳から約10㎞の、開湯400余年の歴史を持つ高原の中の温泉。2つの共同浴場を中心に、情緒あふれる温泉街が広がり、食べ歩きをしながらぶらりと街歩きをするのがオススメ。
遠刈田温泉マップ
ふたつの共同温泉『神の湯』『寿の湯』があり、格安です。
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