朝日連峰 縦走 2泊3日 2022年10月2日、3日、4日
登山倶楽部のメンバーと2泊3日で日暮沢小屋から竜門岳を経由して狐穴小屋に一泊し、二日目は以東岳を登った後に朝日小屋に泊まり、三日目はハナヌコ峰を経由して日暮沢小屋に下山。
ユーフン山までは登りがきつい山行であったが縦走路に到着すれば安全に紅葉を見ながら歩くことができた、特に竜門岳の紅葉はGood!
[朝日連峰 縦走 危険ポイント]
特に危険な箇所はないが現在、竜門滝付近の沢が崩落しているので迂回コースを通行してください。
又、朝日小屋に宿泊の場合は水場が近くにないので西朝日岳から降りる際にある水場『金玉水』で水を確保してください。
下山後は大井沢温泉 湯ったり館に入浴、 料金: 大人:300円
朝日連峰の地図は下記のサイトからダウンロード可能です。
動画 朝日連峰 日暮沢コース 登山ガイド
朝日連峰 天気
大朝日岳 Windy.com
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大朝日岳の天気予報
大朝日岳 てんくら
てんくらの現在の朝日岳 周辺の天気はこちらから
朝日連峰登山道情報
朝日連峰の避難小屋、道路情報、水場等について飯豊朝日山岳遭難対策委員会とNPO法人飯豊朝日を愛する会が作成した最新の登山情報サイトは下記でです、朝日連峰 登山前に現在の状況をご確認ください。
朝日連峰登山道情報【日暮沢小屋迄】
日暮沢小屋迄の道路状況は下記のサイトに最新情報が記載されいます、必ず 道路状況を確認してからお出かけしてください。
朝日連峰登山道情報【泡滝~大鳥池~以東岳間】
鶴岡市の観光情報に最新の道路状況が記載されています、必ず 道路状況を確認してからお出かけしてください。
朝日連峰登山道情報【朝日鉱泉迄】
山形県西村山郡朝日町の観光情報に最新の道路状況が記載されています、必ず 道路状況を確認してからお出かけしてください。
朝日連峰 日暮沢小屋 アクセス 地図
山形県 西川町 日暮沢小屋の登山口までのアクセスは仙台から約2時間分、走行距離約100㎞。
西川町 日暮沢小屋の登山口 by Google Map
日暮沢小屋までのアクセスはGoogle Mapでナビして下さい、小屋の手前 約3㎞?迄はアスファルト舗装されているので凸凹はなく、普通乗用車でも問題なく、行けます。
日暮沢小屋までのアクセス動画 ドライブレコーダー
朝日連峰 日暮沢小屋 駐車場
日暮沢小屋手前に50台程度の駐車スペース。また、日暮沢小屋から竜門滝までの約1㎞、林道終点まで路肩駐車できるので週末でも問題なく駐車可能。
日暮沢小屋
宿泊人数:50人
水場:小屋のすぐ前にあり
トイレ:水洗トイレ
協力金:一人1500円
左沢駅よりタクシー1時間
日暮沢小屋 内部 ストーリービュー
竜門小屋
北寒江山から20分ほど北(以東岳・大鳥池方面)へ下った登山道から、少し入ったところにある避難小屋。
宿泊人数:50人
水場:小屋のすぐ前にあり
トイレ:水洗トイレ
協力金:一人1500円
竜門小屋 内部 ストーリービュー
狐穴小屋
北寒江山から20分ほど北(以東岳・大鳥池方面)へ下った登山道から、少し入ったところにある避難小屋。
宿泊人数:50人
水場:小屋のすぐ前にあり
トイレ:水洗トイレ
協力金:一人1500円
狐小屋 上空 ストーリービュー
大朝日小屋
朝日連峰最高峰の大朝日岳山頂(1870m)に登る途中にある避難小屋、ここから山頂までは15分なので多くに登山客はここに荷物を置いて登ります。
朝日連峰の登山口 朝日鉱泉からの利用者が多く、夏季~秋季の週末はとても混み合います。
避難小屋。
宿泊人数:100人
水場:
・銀玉水(ぎんぎょくすい)
避難小屋から片道約40分ほど小朝日岳方面へいった登山道
わきにある。
・金玉水(きんぎょくすい)
避難小屋の裏から西朝日岳・以東岳方面への縦走路を10分
ほど行ったところにある水場。
トイレ:水洗トイレ
協力金:一人1500円
朝日連峰 紹介
朝日連峰は、東北南部の日本海側に連なる山々で、越後山脈の最北部にあたる。山形・新潟の県境を成し、磐梯朝日国立公園の一角を担っている。
標高は2000mに満たないが、山容の重厚さ、奥深さ、そして変化に富んだ美しい高山環境を有する東北屈指の山塊である。
火山の多い東北の山であるが、朝日連峰は隣接する飯豊連峰同様、花崗岩の隆起山脈である。渓谷は激しい侵食のため峻険そのものであるが稜線一帯は隆起準平原といわれる大らかな広がりを持ち、明るい花崗岩砂と高山植物に埋められ、夏遅くまで残る多くの雪渓とがあいまり、明るく開放的な印象を作っている。
1871mの大朝日岳を筆頭に、西朝日岳、寒江山、以東岳と南北に連なる主稜線が朝日連峰の核であり、縦走のメインルートになっていて、花と残雪と展望を満喫できる。
そこから東西に多くの支稜が枝分かれし、その支稜上にも個性的な山々がそびえ、広範な山岳地帯をつくっている。
これらの山々を踏破していくところに面白味があり、朝日連峰は、縦走にこそ適していると言える。
すべてのコースは尾根末端から取り付くために、稜線に立つまではどのコースを採っでも厳しい登りが待ち受けているがそこからの縦走はそれを補って余りある。
稜線一帯の小屋はすべて避難小屋であるが、夏山シーズン中のみ管理人が常駐する場合が多い、いずれの小屋も居心地の良い、丈夫な作りである。
森林限界は1400mと低く、そこから広がる山麓一帯は深いブナに守られ、いかにも東北らしい山岳景回を成している、人々はこのプナ林の恵みを享受して生きてきた。
山菜や木の実、きのこ、鳥獣はもちろん、木材や田園を潤すを清す水もまた山からの授かり物である。
信仰登山もはかなりの隆盛を見た時代もあっにようだが、こうした山人たちの生活も激変し、マタギや落人伝説は風化しつつある、山や森との繋がり、急速に失われつつあるのが現状だ。
アプローチのバス便は本数が少なく、それも夏山シーズン中のみの運行なので、それ以外のシーズンにはタクシーやマイカーに頼らざるを得ない。不便なことは否めないが、だからこそ俗化していないと言えるだろう。朝日に登るにあたっては、重荷や不便を甘んじて受け入れる資質が、登山者には必要だ。
コース等は下記の地図を参照してください。
日暮沢⇒以東岳⇒大朝日岳周回 2泊3日縦走コース
日暮沢から竜門山へのコースは、主稜線への最短コース、しかも竜門山は縦走路の中間に位置するために、大朝日へ行くにしても以東岳を登るにしてもちょうど良い。
通常、縦走の場合はスタート地点と終了地点に車をデポするかタクシーを手配する必要があるが日暮沢コースを用いれば経済的にも時間的にも楽に縦走が可能である、又 ここは無雪期だけでなく、冬の朝日へ好ルートでもある。
日暮沢小屋 案内板に従って小屋裏手の登山道口入ると急登が待ち受ける、尾根路はヒメコマツとブナに覆われている、しばらくは登ると中ほどにゴロビツと呼ばれる水場がある。この上部には竜門小屋まで水場はないので、水を必要量補給する。
さらにブナ林の登りは続き、次第に周りはいつしか潅本に変わり、次第に視界が開けてくる、清太岩山に着けば、朝日の全山の展望ができ、登りの疲れを忘れさせる。
ここから鞍部まで急な下りとなり、そこからユーフン山までは、ゆるいハイマツ帯の登り返しとなる、遠くに竜門小屋も見えてくる。
花崗岩の散在するユーフン山から、砂礫の細かい尾根筋を抜け、急な斜面を登って竜門山に着く。灌木で視界はきかないが、北に縦走路を少し下ると展望が開け、鞍部に建つ竜門小屋が見える。
竜門小屋に到着、水場の冷たい水を飲んで寒江山を目指して、縦走路を進む、前は以東岳、後ろは大朝日岳が見え、朝日連峰の風景を見ながら進む、寒江山は3つのピークからなり、南寒江、寒江、北寒江と続く、最奥の北寒江山で三面へのコースが左に分岐する。
日暮前には狐穴小屋が見える三方境に到着し、第一日目の宿とする、ここには八久和川源流の豊富で冷たい流れがあり、休憩や炊事には絶好の場所、意外に空いている穴場的な存在である。
二日目は早朝 6時に出発し中先峰を経由して以東岳を目指す、狐穴小屋からすぐ先は広大な草原が広がり、その奥にどっしりとした広がりを見せる以東岳が鎮座している。
約1時間半、登り続けていると、稜線上に大きな花崗岩塊が縦走路を塞ぐ。松虫岩と呼ばれる大岩で、そこから以東岳の山頂へは、もうわずかな距離となる。
登り着いた山頂からは、眼下にブナ林に囲まれた大鳥池の湖面が静まり、その上には日本海も広がっている、振り返り見れば大朝日岳が確認でき、山頂から北西にわずかに下ったところに以東小屋がある、水場は東沢源頭へ、少し遠い、雪渓の残る時期は滑落に要注意。
以東岳を後にして狐穴小屋にデポしていた荷物を再びザックに詰め込んで竜門岳を経由して大朝日岳を目指す。
竜門岳の植生が紅葉に適しているのか、朱色、橙色、黄色とカラフルな色彩が目を楽しませてくれる。
竜門岳からはゆるやかな斜面が西朝日岳まで続いている、西朝日岳に到達、朝日小屋も見えて最後の踏ん張りで中岳を登りきる、中岳へは急斜面の登りとなるが、山頂までは登らず、直前から東山腹を巻いて行く。
中岳を降りて水を確保する為に中間地点の金玉水に寄り道してから朝日小屋に向かう、当日は平日にもかかわらず、30名以上の登山客の為に天井下の3階に宿泊する。
3日目は大朝日岳を日の出とともに登り、朝日を見てから、ゆっくりと下山。
途中、小朝日岳を迂回して、ハナヌキ峰分岐に進む。
ハナヌキ峰分岐で古寺への路と分かれ、ひと登りしてハナヌキ峰のピークに着く。進むほどに下りになり、傾斜は増してどんどん高度を落としてゆく。
竜門滝の近くで根子川に降り立ち、沢沿いの路を進むと沢が崩落して現在は通行止めの為に迂回路を通るが急な沢を横切る為に注意が必要。
そのまま沢沿いの路を下ると林道に繋がり、ここから出発点の日暮沢小屋までは10分間で無事下山できました!!
ヤマレコ Map日暮沢⇒以東岳⇒大朝日岳周回2泊3日縦走コース
朝日連峰の秋の花
大朝日岳から以東岳がひときわ、花が多い。
松虫草:
草丈はおよそ60-90 cmで、葉は対生し、羽状に裂ける。夏から秋にかけて紫色の花をつける。花は頭状花序で、花の大きさは径4 cmほどである。開花時期は、8~10月、マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが和名の由来であるとする説がある。
稚児車(チングルマ):
花後、花柱は伸びて放射状に広がる。和名のチングルマは、この実の形が子供の風車(かざぐるま)に見えたことから稚児車(ちごくるま)から転じて付けられた。
白山風露(白山フウロ):
草丈は30~80cm、茎には下向きの伏毛(ふくもう:茎や葉などの面に密着して寝ている毛)が確認できます。
花の色は白に近いものから濃いピンクまである。 花径は25ミリから30ミリくらいである。 花弁は5枚である。 花弁のつけ根の部分には白い軟毛が生える。
ハクサンイチゲ(白山一花):
茎先の苞葉(芽や蕾を包んでいる葉)の真ん中から数本の柄を出し、花径3、4センチの白い花をつける。 5枚から7枚の花びらのように見えるのは萼である。 花の真ん中には黄色い雄しべが密集し、緑色の雌しべとコントラストをなす。
ウメバチソウ(梅鉢草):
バイカソウ(梅花草)の別名があり、その名の通り花が梅の花を思わせる。
根出葉は柄があってハート形。高さは10-40cmで、花茎には葉が1枚と花を1個つける。葉は、茎を抱いている。花期は8-10月で2cmほどの白色の花を咲かせる。
参考BOOK:花の百名山登山ガイド 上 (ヤマケイアルペンガイドNEXT)
朝日連峰の紅葉の時期は毎年9月下旬から10月上旬には、カラフルな紅葉を見ることができます。
朝日連峰 温泉
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